人生半分以上がこの島暮らし。いつまでもオトナになりきれないワタシの徒然なる日々。

2005年06月20日

ワカモノが南の島を目指す件について。

ザ・ビーチこの雨続きで家篭り&テレビ三昧な日々を過ごしておりますよ。
あーイライラする>若貴問題。(笑)

ところでまた週末に色んな映画を観てたワケですが(詳しくはこっちのブログをドゾ)、中の1つがとってもなんつーか、あたしらみたいな元・リゾーターにはココロにズキンとくるというか、「ああ、そうそう」と頷かざるを得ないというか、つまりこっちの言葉で言うトコロの「うちあたいする」作品だったんですよ。
タイムリーと言うべきか、本日ニュースになってたレオ様の主演作なんですけどね。

ザ・ビーチ(2000年・アメリカ)
刺激を求めてタイのバンコクへやって来たアメリカ青年リチャード。安宿に泊まった彼は、隣室の騒々しい男から、地上の楽園と呼ばれる伝説の島の地図を入手した。そして同世代のフランス人カップルと島を目指す。(中略)現実感を喪失した現代のリアルな若者像を浮き彫りにしてゆく。
ワタシが家族と離れてでもこの島で暮らすようになった理由って、親の転勤で10代の頃にここで暮らしたっつーノスタルジーより、短大生になってサーフィンやボディボードを始め、OLになってダイビングの免許を取り、海外のリゾート地も何箇所か訪れたりして「海」にかかわるようになったことが最終的なきっかけになってるんですけど、この映画を観てワタシ、当時の気持ちを思い出したんですよね。
“綺麗な海のそばで暮らすことほどの贅沢ってないな”
“知りあいの一人も居ない小さな島に行って、誰の顔色も伺わずに毎日好きなコトだけやって暮らそう”
もう、完全に現実逃避の世界。(笑)

けど実際は、どんなに小さな島でもちゃんとその土地なりの秩序とかルールとかが存在してんですよ。好き勝手にだなんて、決して暮らせない。
ローカルが1人も居ない未開の孤島だったとしても、そこへ先に踏み込んでる旅行者達が独自のコミュニティを形成してる可能性があるワケで(この映画じゃないけど)。
“煩わしい社会生活は、別に文明の発達した都会だけに存在してるワケではないんだ”
そういう事柄を学んで、また都会に戻っていく若者って実際多いんじゃないかな。
ワタシも多分、そのうちの一人だったんだと思います。

まあこうは言ってもあの時代に出会った友人達って、今でも家族以上に繋がってるというかそんじゃそこらではカンタンに拾える関係じゃないんですけどね。
結局何にでも一長一短ある、ってコトなのかな。

ところでこの作品ってベストセラー小説が原作らしいんで、興味ある方はそっちを読む方がイイのかもしんないです。
ショージキ、映画の仕上がりとしてはビミョーです。
( ´_ゝ`)



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